ノベルティメディア
media【PV2.6倍の事例も】記事リライトのコツ完全マニュアル
こんにちは!千葉県船橋市のウェブ制作・システム開発会社ノベルティです!
オウンドメディアを運用する中で「リライト」の必要性を理解していても、具体的にはどうすればいいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか?
この記事を読めば初心者でも今日から効果的なリライトができるよう、プロのマーケターのノウハウを詰め込みました!
- リライト初心者の方
- もっと効果的なリライトがしたい方
- サイトの集客が伸び悩んでいる方
こんな方はぜひ参考にしてください。
ノベルティでは、コンテンツマーケティングの支援も行っています。集客に伸び悩んでいる、記事投稿のリソースが足りていない…そんなお悩みをお持ちの企業様はぜひご相談だけでもお寄せください。
コンテンツマーケティングで成果を出したビルバックジャパン様の事例紹介ページ
記事リライトとは?効果はある?
リライトとは、すでに公開されている記事(ここでは一般的にブログやコラムと呼ばれるものを指します)を、検索エンジンや読者にとってより魅力的な内容に改良することです。単なる誤字修正や表現の変更ではなく、検索意図に合致させたり、最新情報を追加したりする作業が含まれます。
記事を公開しても、すぐに検索上位を獲得できるとは限りません。記事のクオリティ、サイトのドメインパワーや競合サイトの状況など様々な指標が影響し、少しずつ順位に変化が出ることが多いです。
一般的に公開から3ヶ月経っても検索上位を獲得できなければリライトを検討しましょう。
リライトをしたことがない方、初心者の方は「そんなことやって本当に効果あるの?」と思いませんか?(私が昔そうでした…)
そこで、私達が実際にリライトをしたとある3つの記事のPV数推移をご覧ください!
いかがでしょうか?リライトを行ったあと、PV数がメキメキ伸びていることがわかります。
それぞれ増加率を出すと以下の通りです。
- 記事①:2.6倍
- 記事②:1.7倍 ※SNS流入を除いて計算
- 記事③:7.3倍 ※SNS流入を除いて計算
リライトをすることで読者の満足度が上がり、検索順位の向上が期待できます。その結果、このようにPV数の増加につながるんですね。
もちろん、リライトをすれば必ず効果がでるわけではありません。この先は効果的なリライトの方法について説明していきます!
リライトする記事の見つけ方
リライトの第一歩は、どの記事を改善するべきか見極めることです。以下の基準を参考に、リライトの優先順位をつけてみましょう。
※記事のパフォーマンスを確認するには、Googleサーチコンソールが便利です。
検索順位が11〜30位でCTRが高い
検索順位が11〜30位の記事は、少しの改善で上位(1〜10位)にランクインすることがあります。特にCTR(クリック率)が高い場合、検索1〜10位の記事に読者の知りたい情報がないということも考えられます。
検索上位記事も参考に記事の内容を見直すことで、大化けする可能性が高いです!
検索順位が1〜10位でCTRが低い
上位に表示されているにもかかわらずCTRが低い場合、記事の内容は良いのにタイトルやメタディスクリプション(検索に表示された際に表示されることがある説明文)に改善の余地がある可能性があります。こちらも少しの改善で大幅な流入UPが期待できるので、優先して取り組みたいですね。
表示回数は多いがCTRが低い
サーチコンソールを見ると、表示回数が多いのにクリックされていない検索クエリ(キーワード)があったりします。
例えば…
こんな感じです。検索ボリュームの大きいキーワードは、検索順位が低くても表示回数が多くなることもあります。クリック率を改善すれば大きな流入が期待できますね!
情報が古い
更新日が古く、現在は誤りとされる古い情報が載った記事は検索順位が下がりやすくなります。記事の情報を更新し、信頼性を保てるようにしましょう。
記事リライトの5ステップ
1. キーワードの再調査
検索上位を狙いたいキーワードを設定します。
既に設定している場合
キーワードの検索ボリュームは月日とともに変化します。今一度検索ボリュームを確認してみましょう。
また、サーチコンソールを見ると狙っていたキーワードとは違うキーワードの流入が多い!ということも…記事の内容にもよりますが、キーワードを変更することも検討しましょう。
設定していなかった場合
記事のSEO対策においてキーワード選定はとても重要な工程です。キーワードの選定を怠ると、読んでほしいターゲット層に届かなかったり、そもそも検索されていないキーワードで表示されていてアクセスが0…なんてこともありえます。
キーワード選定についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
【キーワード選定編】集客に繋がるコンテンツマーケティングのポイント
2. 競合記事調査
上位表示されている競合記事を分析します。
記事のタイトル、構成、長さ
競合サイト(少なくとも上位3記事程度)のタイトルに特徴はありますか?自身の記事で使っていないキーワードがあれば、取り入れることも検討します。
また、記事構成(見出し)もチェックして「競合にあって自分の記事にない見出し」「競合に足りない見出し」を洗い出します。
読者のニーズ
基本的に「上位記事=読者が求めている情報がある記事」です。上位の競合記事を分析することで、このキーワードで検索する人はどんな情報を求めているのか?がわかります。
更に詳しい「潜在ニーズ」「顕在ニーズ」などについてはこちらの記事で解説しています。
【記事構成編】集客に繋がるコンテンツマーケティングのポイント
3. 記事構成の見直し
これまでのステップを元に、読者にとって分かりやすい記事構成を考え直します。【記事構成編】集客に繋がるコンテンツマーケティングのポイントでも詳しく解説していますが、以下のポイントを意識しましょう。
- 読者が求めている情報は序盤の段落で説明
- 狙うキーワードをタイトル、見出しに含める
- 見出しで結論がわかると◎
- 自然とコンバージョン(問い合わせ、資料ダウンロード、商品購入など)につながる流れを意識する
4. 記事本文のライティング
作成した構成をもとに、いよいよ記事を書き直していきます。
読者にとってわかりやすい文章にすること、SEO評価の高い文章にすることの2点を意識して、次のことに注意して書いていきます。
- 結論を先に書く(PREP法)
- 具体例を盛り込む(PREP法)
- 箇条書きを活用する
- 表やイラスト、写真を活用する
- 専門用語を使わない(使う場合は必ず説明をいれる)
- 誤字脱字をなくす
- 1〜3行ごとに改行し文章ブロックを長文にしない
- 読み手に話しかけるように書くと◎(〜ですよね)
※PREP法とは▶Point:結論(主張)Reason:理由(結論に対する理由)Example:具体例(理由に説得力をもたせる事例・データ)Point:結論の頭文字をとった文章構成の手法です。結論→理由→具体例→結論で書くことで、わかりやすく説得力のある文章になります。
ライティング手法についてはこちらの記事を読んでいただくとより詳しくわかります!
【ライティング編】集客に繋がるコンテンツマーケティングのポイント
5. 振り返り
リライトが完了したら、必ず効果を検証しましょう。
サーチコンソールなどを利用し、リライト前とあとの「検索表示回数」「クリック数」「PV数」などに変化があったか確認します。※リライトの効果がでるには通常2週間ほどかかることが多いです。
すぐに効果が出なくても、また3ヶ月後程度を目安にリライトを行うことを検討します。繰り返しリライトを行うことで少しずつ順位上昇を目指していきましょう!
記事リライトの注意点
E-E-A-Tを意識する
Googleが評価基準としているE-E-A-T(Experience:経験, Expertise:専門性, Authoritativeness:権威性, Trustworthiness:信頼性)を意識しましょう。
EEATについて詳しくはこちら
【ライティング編】集客に繋がるコンテンツマーケティングのポイント
既存記事と重複しないようにする
同じサイト内で記事内容が重複すると、SEO上の評価が分散する可能性があります。記事の内容が違っても、狙うキーワードが競合していないか確認が必要です。
導入文に魂を込める
導入文は、読者が記事を読むかどうかを決める重要な部分です。検索意図を捉えつつ、読者の興味を引く工夫を施しましょう。
- 権威性を示す(例:◯◯専門家の筆者が解説します)
- 読者の悩みや知りたい気持ちに「共感」を示す
- 結論を先に書く
SEO対策を忘れずに
記事の内容以外にもSEOに効果のあるテクニックがいくつかあるので、ご紹介します。
- 見出しの最適化(H1、H2タグなどを適切に使う)
- 内部リンクの設置(関連する記事へのリンクを貼り、回遊性を高める)
- メタディスクリプションの修正(狙うキーワードを含め、魅力的に記事を説明する)
定期的なリライトでサイト集客を最大化させよう!
サイトの検索順位は様々な要因から決められています。そのため、SEO対策を意識したからといってすぐにサイトが検索上位にくるとは限りません。作業の積み重ねで少しずつ財産が増えていき、成果が出始めます。
記事リライトは、既存の記事を活用して検索順位やPVを改善する非常に効果的な手段です。
コンテンツマーケティングの効果を最大化するためには定期的な効果計測とリライトが重要です。ノベルティではホームページ制作からマーケティングまでワンストップで支援が可能です。
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