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URLスラッグとは?SEOに強い設定ルールとCMS別(microCMS/WordPress)の注意点

URLスラッグとは?SEOに強い設定ルールとCMS別(microCMS/WordPress)の注意点
和田 まゆこ
URLスラッグとは?SEOに強い設定ルールとCMS別(microCMS/WordPress)の注意点

スラッグとは、URL(パーマリンク)の末尾に表示される「ページの名前」の部分のことで、URLの一部です。WordPressをはじめとした多くのCMSで設定でき、URLの構造を自分で整えられる仕組みとして使われています。

このスラッグは、ページ内容を分かりやすく伝えたり、CMSの運用性を高める役割以外に、検索エンジンに読み取られる要素であるため、SEOの観点でも重要とされています。

本記事では、

  • スラッグとは?
  • スラッグの最適化でサイトがどう変わるのか
  • プロが制作現場で使う、失敗しない付け方と注意点
  • CMS別(WordPress/microCMS)のスラッグ設定の違いと注意点

を、わかりやすく整理して解説していきます。

URLのスラッグとは?

スラッグとは、URLの最後の部分のことです。

https://noveltyinc.jp/media/url-slug-guide

例えば、このページのURLを例にすると、オレンジ色で示した部分がスラッグにあたります。

スラッグは、本でいえば「章のタイトル」のようなもの。そのページが何について書かれているのかを、短い言葉で表す役割があります。

スラッグを最適化するとサイトはこう変わる

スラッグは地味に見えますが、SEO × UX × 運用性のすべてに効く、見た目以上に重要な要素です。その理由を、ここでは3つに絞って紹介します。

1. 検索エンジンから評価されやすくなる

スラッグが「seo-basics」のようにページの内容を示していれば、検索エンジンはより正確にページのテーマを判断できます。

実はURLもページ内容を示す手がかりの一つとして検索エンジンの評価対象であり、スラッグが明確だと検索意図との一致度が高まり、関連するキーワードでユーザーに表示される可能性が高まります。

Googleも、ページ内容を反映したわかりやすいスラッグを使うことを推奨しています。

参照元

Google検索セントラル「Google検索におけるURL構造のベストプラクティス」(参照 2025-12-19)

2. クリック率の改善につながる

/abc123/より/contact-form/のほうが、どんなページか想像しやすいので安心感がありますよね。

一方で、意味のない文字列は不信感を与え、クリックされにくいだけでなくユーザーの離脱につながる恐れがあります。

URLはページ内容を示す“看板”なので、わかりやすくすることでクリック率の向上につながる可能性もあります。

3. CMS運用が圧倒的にしやすくなる

URLを見るだけで中身が分かるようになるため、Web担当者や編集担当者は記事管理・分類・改善といった運用がぐっとスムーズになります。

関連記事

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失敗しない「URLのスラッグ」設定ルール6つ

ここでは、難しい専門知識がなくても使える失敗しない設定ルール6つをまとめました。このルールを守るだけで、URLが一気に整います。

1. 何のページかわかるようにする

「ページの内容がわかる単語」を入れます。

悪い例/page1/(内容が伝わらない)
良い例/seo-guide/(なんのページかわかる)

2. 短くする

短いほど読みやすく、管理がしやすいです。15〜30文字程度が扱いやすいです。

悪い例/how-to-make-a-good-url-slug-for-website/(長すぎ)
良い例/slug-how-to/

3. 記号はハイフンだけ使う

ハイフン(-)は、Googleも推奨している区切り方です。

悪い例/url_slug_guide/(Googleはアンダーバー(_)を推奨しない)
良い例/url-slug-guide/

4. 小文字で統一

大文字を混ぜると、CMSによってはエラーの原因や別URL扱いになることもあるため、小文字で統一しましょう。

悪い例/URL-Slug/(予期せぬ別URL扱いのリスク)
良い例/url-slug/

5. 日本語は使わない

日本語(全角文字)はURLにそのまま使えないため、ブラウザやサーバーがURLとして扱える形式(%記号+英数字の羅列)に変換することを「エンコード」といいます。

こうした問題を避けるためにも、スラッグには英語を使うことを強く推奨します。

悪い例/見出しの付け方/ → 実際の表示/%E8%A6%8B%E5%8.../(怪しいリンクに見える)
良い例/headline-tips/

6. 数字だけは使わない

ページ内容が一切伝わらないのでNGです。数字は補助的に使い、意味を持たせるのが正解です。

悪い例/2025/(内容の意味が分からない)
良い例/company-trip-2025/(テーマ+数字で意味が明確)

番外編|弊社(ノベルティ)独自のルール

弊社(ノベルティ)では、上記6つのルールに加えて気をつけていることがいくつかあるので、一部を紹介します。

  • 営業色の強い単語を避ける

    /lp/、/campaign/など広告から遷移させるページは、いかにも広告っぽいスラッグだとユーザーに警戒されてクリック率を下げることがあります。

  • 更新されても変わらない単語を使うようにする

    /best-seo-tools-2025/など来年また変わってしまうようなものでなく、「普遍的な単語」を選びます。

  • スラッグは「カテゴリを意識」してつける
    /blog-writing/、/blog-seo/などとすれば「ブログ」というカテゴリ内に「ライティング」と「SEO」の記事が2つあるのが明確です。

特に3つ目は、Web制作の上流工程で行う「ディレクトリ設計」に近い考え方で、サイト全体の情報整理にもつながる重要なポイントです。

関連記事

サイト構造も重要な評価基準!SEOを意識したサイト構造とは

※ スラッグ変更は要注意!

スラッグを設定した後で「やっぱり変えたい…」と思うこともあるかもしれません。しかし、URLのスラッグを変えるということは ページURLそのものを変えることを意味します。

たとえば、

変更前/url-slug-guide/
変更後/slug-how-to/

このようにURLが変わると、検索エンジンからは“まったく別のページ”として扱われてしまいます。

その結果、

  • これまで蓄積してきたSEO評価
  • 外部サイトからの被リンクによる評価
  • インデックス(検索データ)の履歴
  • ページの信頼性や蓄積されたシグナル

といった今まで積み上げてきた価値がリセットされる可能性があり、重大なリスクを伴います。

そのため、基本的にはスラッグは変更しない方が安全で、SEOの観点からも望ましいといえます。

CMSごとの違いは?

コンテンツマーケティングやオウンドメディア運用では、記事執筆の際にCMS(コンテンツ管理システム)を使うことが多いかと思います。

特によく採用されるCMSとしては、WordPressmicroCMSの2つが挙げられます。スラッグの考え方は、どのCMSでも基本は同じですが、WordPressとmicroCMSではスラッグの扱われ方に少しだけ違いがあります。

WordPressの場合

WordPressのスラッグ設定方法における悪い例と良い例を比較して解説した図

WordPressでは、パーマリンクのタブからスラッグを設定します。WordPressにおけるスラッグの役割は、主にURLの管理です。

記事タイトルからスラッグが自動生成されるため、日本語タイトルのまま公開するとスラッグも日本語になりがちです。そのため、公開前に英語へ手動で修正することが大切です。

microCMSの場合

microCMSのコンテンツIDの位置を示す画像

microCMSでは、スラッグではなく「コンテンツID」という名前で管理されています。

ただし、microCMSは「ヘッドレスCMS」といって、表示部分(ヘッド)を持たないCMSです。ヘッドレスCMSは、コンテンツの管理機能(バックエンド)だけを提供し、実際のページ表示(フロントエンド)はサイト制作者が自由に作る仕組みになっています。

そのため、コンテンツIDをURLに使うかどうか、あるいはどのようにページに表示するかといった部分は、CMS側ではなくサイト側の実装によって決まります。

そのため、

  • コンテンツIDをそのままURLに使うのか
  • そもそもURLに使わないのか

といったルールは、microCMS側ではなくサイトの作り方次第で変わります。

もし、コンテンツIDをURLに使う実装になっている場合は、WordPressでいうスラッグと同じくURLの最後の部分に表示される“ページ名”の役割を持ちます。

この場合、コンテンツIDを後から変更するとURL自体が変わってしまい、そのページが積み上げてきたSEOの評価がリセットされる可能性があるため注意が必要です。

まとめ|スラッグ最適化はSEOと情報設計の基礎

スラッグはあまり目立たない存在ですが、SEOやサイト評価に関わる重要な要素です。CMSによって操作方法や呼び方は違っても、「伝わる名前をつける」「一貫したルールで設計する」という本質は変わりません。この2つを守れば、URL全体の質の改善や、サイトの評価にもつながっていきます。

ただ、実際のサイトではスラッグだけでなく、ディレクトリ構造や情報設計など、より大きな部分との整合性も重要になります。全体を最適な形で整えるには、プロの視点があるとより安心です。

ノベルティには、microCMSを用いたサイト構築や、情報設計(ディレクトリ設計)に強い制作チームが在籍しており、SEOやコンテンツ運用まで見据えた設計を行っています。

  • SEOに強いサイトを作りたい
  • コンテンツ運用の知見やリソースが足りない
  • ディレクトリ構造や情報設計に不安があり整えたい

という場合は、ぜひ一度ノベルティにご相談ください。

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和田 まゆこ

和田 まゆこ

Marketer

新潟県出身。 WEBデザインとマークアップを学んだことをきっかけに、ものづくりの楽しさと情報発信の奥深さに魅了されました。 現在はマーケティング分野に軸足を移し、「制作×集客」をつなぐ視点で、戦略立案やコンテンツ設計に携わっています。 現場で感じた気づきや成果につながる工夫を発信し、読者の課題解決に少しでも貢献できる記事づくりを目指しています。

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