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media採用サイトの必要性とは?メリット・デメリットやコーポレートサイトとの違いを解説

こんにちは。千葉県船橋市のウェブサイト制作会社、株式会社ノベルティです。
今回は、ウェブサイト制作をご依頼いただく際、必ずと言っていいほどお客様からご相談される「採用」の課題について深掘りします。
「求人を出しても応募が少ない」「企業やお仕事内容を理解していない応募者が多い」「採用してもすぐに辞めてしまう」といったお悩みは、企業規模や業界に関わらず共通しています。
ウェブ制作会社である私たちは、クライアントの現状をヒアリングし、適切な採用施策をご提案させていただいておりますが、その過程で『採用サイトって必要?』とご質問いただくことも少なくありません。
今回は採用サイトの必要性について、導入するメリット・デメリットの解説を交えながら説明いたします。また、コーポレートサイトとの違いを明確にし、「なぜ今、採用サイトが必要なのか」を徹底的に解説します。
このコラムでわかること
- 採用サイトが持つ明確な役割
- 採用サイトを導入するメリット・デメリット
- コーポレートサイトとの違いと、採用サイトが本当に必要な理由
- 効果的に採用サイトへの流入を増やすためのポイント
採用サイトが必要とされる背景と市場動向
近年、採用を取り巻く環境は大きく変化し、採用サイトの必要性はますます高まっています。その背景には、「スマートフォンでの求職活動の一般化」と「企業が選ばれる立場になった売り手市場の到来」が挙げられます。
採用情報はスマートフォンから見やすいですか?
求職者にとってスマートフォンでの情報収集は当たり前となり、企業の情報にアクセスしにくいウェブサイトは、それだけでエントリーの候補から外されてしまう可能性が高まります。ノベルティで制作する採用サイトは、スマートフォンからのアクセスにも配慮したデザインを標準としています。
また、現在は求職者が企業を「選ぶ」立場となり、情報収集が精緻化しています。これは、企業の採用施策も情報戦になっていることを意味するのです。
自社の採用情報を求めている求職者に適切に情報を届けることはもちろんのこと、求職者を取りに行くことが必要になってきます。そのために採用サイトが活用できるでしょう。
求職者が不安を感じる主な点
2023年1月に採用支援サービス「トルー」(https://toroo.jp/)によると、6ヶ月以内に就職・転職した方108名のうち、96.3%が「今の職場を選ぶ際、不安に思ったことがある」と回答しています。
つまり、ほぼすべての求職者が職場選びに不安を抱えており、その不安をいかに解消できるかが採用活動の重要なカギになるのです。
どんな点を不安に思ったのか
「不安に思ったことがある」と回答した方が特に不安に感じた点は以下の通りです。
- 職場の雰囲気がわからない:61.5%
- 実際の仕事内容がわからない:45.2%
- 福利厚生が分からない:43.3%
- 自分に合っているかどうかわからない:42.3%
- 仕事の辛さや忙しさがイメージできない:31.7%
参照:【職場選びの不安の解消に必要な「採用サイト」】約7割が入社前に不安を抱える一方で、94.5%が、採用サイトを見ることで入社前の不安を解消
求職者のこれらの不安に寄り添い、求職者がどんな環境にいても見やすくアクセスしやすい情報を届けられている会社ほど、優秀な人材の採用を獲得しています。
採用サイトとコーポレートサイトの違い
採用活動において、採用サイトとコーポレートサイトを混同してしまうケースがありますが、この2つは役割もターゲットも目的も全く異なります。
項目 | 採用サイト | コーポレートサイト |
|---|---|---|
ターゲット | 求職者のみ | 顧客、取引先、投資家、同業者など多岐にわたる |
目的 | 採用・マッチング、応募獲得 | 信頼獲得、ブランド訴求、販促、サービス紹介 |
掲載情報 | 募集要項、社員インタビュー、社風、1日の流れなど、求職者が入社後のビジョンを描くための情報 | 企業理念、事業内容、実績、IR情報、お問い合わせ先など、企業との取引や顧客との関係構築のための情報 |
ターゲットの違い
コーポレートサイトの主なターゲットは、サービスを検討しているお客様や取引先、株主など様々です。一方、採用サイトのターゲットは求職者のみに絞られています。
ターゲットが異なれば、ウェブサイトにアクセスした際に必要な情報や求めるデザインも異なります。ターゲットの異なる情報を一つにまとめてしまうと、一方では必要な情報が、一方には重要ではなかったり、不要な情報が混在してしまうのです。
顧客にとっては採用情報が不要な情報となり、求職者にとっては知りたい情報が不足している、といったミスマッチが生じることになります。
目的の違い
コーポレートサイトと採用サイトでは、ウェブサイトの目的も異なります。
コーポレートサイトは、顧客にサービス内容を伝えたり、企業のブランドを訴求したり、お問い合わせを受け付けたりする役割を果たします。
対して採用サイトの目的は、ただ一つ採用です。ウェブサイト全体が会社をアピールする場となり、求職者への門戸を常に開いておくことができるのが採用サイトの強みです。
掲載情報の違い
ターゲット、目的が違うということは、ウェブサイトに掲載する情報も当然異なります。
目的が「採用」である採用サイトでは、求職者が「自分に合った会社か」「入社後に活躍できるか」を判断できる情報が求められます。
コーポレートサイトに採用情報を掲載する場合もありますが、そのエリアは小さくなりがちで、求職者にとっては情報にアクセスしにくい状況が生まれてしまうのです。採用の重要度が高い現代において、採用活動に特化した情報設計とコンテンツ量を持つ採用サイトは不可欠と言えます。
採用サイトの役割と導入するメリット
採用サイトの役割について、具体的に解説いたします。どういう目的で制作し、どのように活用するのかを改めて考える材料になれば幸いです。
企業のことを明確に伝える
採用サイトは「企業を良く見せる」ためのものではない
「エントリー数が欲しいから良く見せたい」「企業の改善点はあまり見せたくない」という企業側のニーズは理解できます。しかし、ありのままを求職者へ伝えることは、企業にとっても非常に大切なことです。
テンプレート化された求人票だけでは、企業のありのままの姿や想いを伝えるのは難しいもの。自社の採用サイトで取り繕わず、等身大の姿を打ち出すことで、現状を分かったうえで志望してくれる方を採用することが、双方のミスマッチを減らし、人材の定着にも繋がります。
「こんなはずじゃなかった」という事態は、企業・求職者双方にとって不幸せな結果を招きます。そういった結果を減らすのも、採用サイトの重要な役割です。
企業側のニーズもきちんと打ち出す
採用サイトは、企業側が求めている人材像を明確に伝えられる媒体です。
- どんな人材を求めているのか
- どんな姿勢で仕事に臨んでほしいのか
- その企業がどんな人を評価する風土なのか
をきちんと伝えられる点は、採用サイトの大きなメリットです。
文字数の制限もなく、自由に内容を設定できる自社のコンテンツだからこそ、正直かつ具体的にアピールができます。
「企業が伝えたいこと」ではなく「求職者が知りたいこと」を見せる
求職者は、働くことで何を得たいのか、企業に対して何を求めているのかを理解することが重要です。企業の理念や実績も大切ですが、求職者が企業を選ぶ際に見るポイントは、入社後の具体的なビジョンを描ける情報です。
採用の場面で多く活用されているWantedlyのメディアサイトの調査結果でも、企業が発信している情報のうち、求職者が注目するのは以下の項目が上位を占めています。
求職者が応募前に見るポイント
- 待遇(給与、休暇)
- 福利厚生
- 仕事内容
- 労働環境
自分自身が入社した後のビジョンを応募前にどれだけ描けるか、が採用サイトの重要な役割です。
入社後のミスマッチの軽減
上記で述べた「企業のことを明確に伝える」「応募者の質を高める」ためのコンテンツ作りを行うことで、「こんなつもりではなかった」という入社後のミスマッチを最小限に減らすことにつながります。
事前に企業の良い所や課題、企業が求めていることを応募者が理解した上で応募・入社を行うことで、時間やコストが発生する採用活動において、必要な部分にコストを投じることが可能になります。
求職者も企業もお互いが選ぶ側であり選ばれる側です。
双方がコミュニケーションをしっかりと取り、採用へ繋げることで、企業の今後を担うメンバーを獲得することにつながるのです。
媒体費の削減と独自資産化(オウンドメディアリクルーティング)
採用活動において、求人媒体を利用した場合の掲載費や紹介手数料は、決して安くありません。採用サイトを作成し、自社ウェブサイトからの流入・応募を見込めるようになれば、求人媒体に依存せず、その分の採用コストを削減することが可能になります。
採用サイトの制作には初期費用がかかりますが、自社ウェブサイトからの流入がコンスタントに見込めるようになれば、結果的に採用コストを抑えられるケースがあります。また、採用サイトは自社のノウハウが蓄積される独自資産となり、長期的な採用活動の基盤となるでしょう。
採用サイトを作成するデメリット・注意点
採用サイトのメリットは大きいですが、制作・運用にあたっては注意すべき点もあります。あくまで事前に考慮し、対策を講じることで効果を最大化できる点としてご留意ください。
制作コストがかかる
これまで採用サイトを作成するメリットをお伝えしてきましたが、デメリットとしては当然、費用がかかるということです。
新規で採用サイトを作成するということは、コーポレートサイトを新規で作成するのと同等くらいの費用がかかるものと考えておく必要があります。
また、会社の雰囲気を伝えるためには、ウェブサイト内に使う画像も素材写真ではなく、会社で実際に働いている人の写真を使用することが重要です。そのためのプロによる写真・動画撮影コストなども予算に組み込む必要があります。
情報の更新・運用に手間がかかる
採用の条件や情報に変更があった場合、速やかにウェブサイトを更新しなければいけません。
これは採用媒体を利用する場合でも同じですが、採用担当者にとっては掲載先が増える分、チェックや更新の手間が増えることになります。
しかし、その手間は求職者とのタッチポイントを増やし、自社に合った人材とマッチするためには必要な努力と言えるでしょう。社内で担当者を決めておくなど、運用体制をあらかじめ整えておくことが重要です。
採用サイトに掲載すべき必須コンテンツ
効果的な採用サイトを制作するためには、企業の「考え方」だけでなく、求職者が知りたい具体的な情報を過不足なく掲載することが不可欠です。
採用サイトに必ず掲載した方がよいコンテンツ例
- 募集要項(求人情報)
- 最新かつ詳細な募集職種、給与、勤務地、勤務時間、選考プロセスなどを明記します。
- 仕事内容
- 単なる業務リストではなく、実際の仕事の面白さ、難しさ、達成感が伝わるように記述します。
- 実際の仕事の1日の流れ
- 入社後の自分をイメージできるように、具体的なタイムスケジュールと業務内容を伝えます。
- 福利厚生・働く環境(オフィスギャラリー)
- 休暇制度、手当などの福利厚生に加え、写真付きでオフィス環境を紹介し、働くイメージを具体化させます。
- 社員インタビュー、社員からのメッセージ(先輩の声)
- 実際に働いている社員のリアルな声は求職者にとって最も参考になります。「ウェブサイト掲載用に良いことだけ言っている」と受け取られないように飾らない言葉で、入社のきっかけや会社の雰囲気、仕事のやりがいを伝えてもらいましょう。
- FAQ(よくある質問)
- 入社前の不安や疑問を解消するために、採用や入社に関する質問と回答をまとめます。よくある質問を充実させておくことは求職者への信頼感の獲得と、双方のやり取りの手間を減らせるというメリットがあります。
- 企業理念・ビジョン、事業紹介・会社紹介
- 会社が目指す方向性や、社会に提供する価値を明確に伝えます。
- キャリアパス
- 入社後の成長イメージや評価制度を具体的に示し、キャリアを築くビジョンを描けるようにします。キャリアパスを理解して応募してきているかどうかで、求職者の成長意欲を見極めることも可能です。
できれば掲載した方がよいコンテンツ例
社長挨拶・社長からのことば
トップの考えは、求職者にとって会社の「顔」と同等の役割があります。会社の目指す方向性や、働くメンバーへの想いをアピールする場として活用しましょう。
その他おすすめのコンテンツ
1.採用動画
会社の雰囲気を視覚的に伝えるためには写真の掲載が必須になりますが、もっと有効なのは動画コンテンツの活用です。
採用動画を制作された多くのお客様からお喜びの声をいただいております。
会社の雰囲気を伝えるためだけではなく、文字だけでは表現できない想いも、動画であれば伝えることが可能です。
また、動画があるというだけで、採用に力を入れているという求職者へのアピールにもなります。
ノベルティでは採用動画の制作も行っております。より求職者に自社の魅力を伝える採用サイトを作りたい方は、ぜひ採用動画の制作もご検討ください。
2.数字でみるコンテンツ
真面目な内容ばかりの採用サイトでは、様々な求人を目にして応募を検討している求職者の目には止まりにくいものです。
そこで、弊社ノベルティでは、面白コンテンツとして会社の実態を数値で表現した、「数字でみる」ページの制作を提案しています。
実際に面接の際、数字でみるページの感想を求職者からいただくケースがあります。実際の数字で会社の実態をアピールすることは、求職者からの信頼獲得にも繋がるでしょう。
採用サイトに掲載するコンテンツに関してもっと詳しく知りたい方は、こちらの過去記事からも知ることができます。
関連記事:求職者を惹きつける!採用サイトのコンテンツ例12選の記事はこちら
効果が出る採用サイトの制作・運用のポイント
採用サイトの制作を成功させ、効果を最大化するためには、制作前の「情報設計」から、制作後の「運用」まで一貫した戦略が必要です。
制作前の情報設計をしっかりと行う
どのウェブサイトを作るにも必要なことですが、ウェブサイトを制作する前の情報設計はとても重要な要素になります。
情報設計とは、ターゲットとなる人物像を深掘りしたペルソナの設計と、ウェブサイトのゴール(エントリーページからの応募)の設定です。ペルソナが応募するために必要な情報を集め、適切に配置することで、ウェブサイトに入ってきた人をゴールまで逃さない設計が可能になります。
ノベルティでは、制作に入る前に市場調査や競合との比較、ペルソナの設定や詳細な分析を行い、ウェブ戦略マップをお客様にご提出し、基盤をニーズに沿ったものに整えます。
技術的な課題への対応とクオリティへの配慮
制作後どのような施策を講じるとしても、ウェブサイトの基盤がしっかりしていなければ効果は半減します。
ノベルティがウェブサイト制作の際に意識している基本的なポイントを以下に例として挙げておきます。
- スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)
求職活動の主流となったスマートフォンでの視認性・操作性は必須です。
デザインだけの問題ではなく、技術的な対応が必要になる部分です。設計の段階から配慮して制作する必要があります。
- 表示速度の高速化
ページの読み込みが遅いと、求職者はすぐに離脱してしまいます。
ウェブサイトを制作する技術の選定段階から、高速化への道は始まっています。
- 写真・動画のクオリティ
社員の雰囲気や働く環境をリアルに伝えるため、素材ではなくプロが撮影した写真や動画の品質にこだわることは、企業の信用度を高める上で非常に重要です。
採用サイトへの入り口も大切
採用サイトを作ったら応募が増える!という訳ではありません。
採用サイトへSEOの施策を行うことはもちろんですが、「採用サイトへの入口」を用意してサイトへの到達を促すことが大切です。
採用サイトへの入口で用いられるもの
- 採用広告
- X(旧Twitter)
- TikTok
- 説明会
- ウェブ広告
SNSは職種に応じて適切な媒体が異なります。
お客様の職種×欲しい人材のペルソナによって、適切なアプローチは何か?を見極め、運用することが大切です。
まとめ
今回は、採用サイトの役割や導入メリット、効果的な活用方法について求職者のニーズを交えながらご紹介いたしました。
弊社でも多くの採用サイト制作、採用にまつわる広告の施策などに携わらせていただいています。企業説明で使用する動画の撮影なども行っております。
企業の顔となるコーポレートサイトは、顧客や取引先に向けた情報も多く、求職者に向けた採用情報は独立した採用サイトとして分離させるのが効果的です。
情報が得やすくなるほか、伝えたい情報をより深く掲載することも可能となり、欲しい職種やその年の採用トレンドに合わせて柔軟なアップデートがしやすくなります。
どんな方法が自社にあっているのか、どんな情報を発信したらいいのか、最適な採用施策をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
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