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media採用サイトは必要?強みと基本の役割を解説
こんにちは。千葉県船橋市のホームページ制作会社、株式会社ノベルティの安齋です。
業種、職種を問わず人材不足が加速する昨今。新たな職種の誕生やAIの進化など、企業にも急速な変化が求められています。
お客様から「採用」へのお悩みを耳にする場面も増えています。
主なお悩みはどの企業も業界関係なく共通しており、求人を出しても人が来ない、企業やお仕事内容を理解していない応募者が多い、採用をしても人材が定着せず、すぐに辞めてしまうのようなご相談がほとんど…
そんな時は現状をヒアリングし、適切な採用施策をご提案させていただくのですが、
『採用サイトって必要?』とご質問いただくこともしばしば…
今回は採用サイトの役割や活用方法、求職者のニーズについて事例を交えながらご紹介いたします。
このコラムでわかること
- 採用サイトの役割
- 採用サイトの活用方法
- 採用サイトへの流入を増やすには?
求職者は職場選びの不安を企業サイトで解消している
2023年1月に採用支援サービス「トルー」(https://toroo.jp/)を提供する株式会社ダトラが発表した、直近6ヶ月以内に就職・転職した方108名に、求職者の仕事選びに関する実態調査の結果では「96.3%が、今の職場を選ぶ際、不安に思ったことがある」と回答しています。
つまり、ほぼ全ての求職者が職場選びに不安を抱えた状態で求職活動を行っていると言えます。
求職者が不安を感じる点は?
「不安に思ったことがある」と回答を行った96.3%の方へ、どんな点を不安に思ったのかを調査した結果下記の5つが上がりました
どんな点を不安に思ったのか
- 職場の雰囲気がわからない:61.5%
- 実際の仕事内容がわからない:45.2%
- 福利厚生が分からない:43.3%
- 自分に合っているかどうかわからない:42.3%
- 仕事の辛さや忙しさがイメージできない:31.7%
参照:【職場選びの不安の解消に必要な「採用サイト」】約7割が入社前に不安を抱える一方で、94.5%が、採用サイトを見ることで入社前の不安を解消
その不安をいかに解消できるのか?が採用活動のカギになるのです。
採用サイトの役割
採用サイトの役割について、具体的に解説いたします。どういう目的で制作し、どのように活用するのかを改めて考える材料になれば幸いです。
企業のことを明確に伝える
採用サイトは「企業を良く見せる」ためのものではない
「企業の改善点はあまり見せたくない」や「エントリー数が欲しいから良く見せたい」というお声は企業側のニーズとして少なくありません。お気持ちはわかります。しかし、ありのままを求職者へ伝える事は企業にとっても大切な事。
取り繕わず、等身大の姿を打ち出すことで、現状を分かったうえで志望してくれる方を採用することが双方のミスマッチを減らし、人材の定着にも繋がります。
「こんなはずじゃなかった」は双方幸せになりませんよね?
企業側のニーズもきちんと打ち出す
- どんな人材を求めているのか
- どんな姿勢でお仕事に臨んでほしいのか
- その企業がどんな人を評価する風土なのか
をきちんと伝えられる媒体である、という点は採用サイトのメリットです。
文字数の制限も、記載内容の制限もない自社の採用コンテンツだからこそ正直にアピールができる点も私たちが採用サイトをおすすめする理由です。
ただ、採用サイトを作ったからと言って応募が増える!という訳ではありません。あくまでも「着地点」であるという意識を持ち、採用サイトへの導線を確保したうえでサイトの効果を最大化させる広告媒体の選定、運用を行うことが大切です。
「採用サイトを作る」だけじゃない、先を見据えた調査の実施
採用サイトを作るだけではなく、作った先を見据えて制作を行うことが重要です。
サイト制作にあたってあらかじめゴールを設定し、採用サイトの制作を通じてアプローチしたい人物像のペルソナを設計。
時代の流れや働き方、狙っていきたい人材の求めているもの、業界の採用の市場の調査・分析を綿密に行うことでサイトの構成、コンテンツを設計そのためにどのようなアプローチを行っていくかまであらかじめ想定しサイト制作へ入ることが大切です。
制作後どのような施策を講じるとしても、基盤がニーズに沿ったものでなければ獲得できるエントリーも大きく異なります。
求職者のニーズは毎年異なります、日々のトレンドや動向を分析し、その時々に会った採用施策をご提案いたしますので、制作後もコンスタントな見直し、テコ入れをし照準を定めることがおすすめです。
毎年の予算にあらかじめ組み込んでおき、定期作業としてご依頼いただく形も良いでしょう。
応募者の質を高める
採用サイトは、求職者が企業を比較検討する際に参考にする重要な情報源です。採用サイトが充実していると、求人広告だけでは賄えない情報を求職者が得ることが出来ます。
また、採用サイトを充実させることで、応募者の質を高め、自社にマッチした人材を獲得しやすくなります。
「企業が伝えたいこと」ではなく「求職者が知りたいこと」を見せる
求職者は、働くことで何を得たいのか、企業に対して何を求めているのかを理解することが重要です。求職者のニーズを把握し、それに応えるコンテンツを作成しましょう。
企業の理念や想い、実績ももちろん大切ですが、求職者が企業を選ぶ際に見るポイントは果たしてそこでしょうか?面接などでは「企業の理念に共感した」などの文言はよく耳にしますが、正直なところ企業の理念に共感したからというだけで入社を決意する方はいないのではと思います。
自身が求職者の場合、見るポイントで考えてみましょう。
求職者が応募前に見るポイント
- 待遇(給与、休暇)
- 福利厚生
- 仕事内容
- 労働環境
採用の場面で多く活用されているWantedlyのメディアサイトの調査結果でも「企業が発信している情報のうち、どんな情報に注目しましたか?」という質問に対して
上記のような内容が多くを占めています。
他企業を経験している転職者は新卒とは別に「社風・カルチャー」が注目項目に入ってきているのも特徴です。
自分自身が入社した後のビジョンを応募前にどれだけ描けるか、が採用サイトの重要な役割です。
入社後のミスマッチの軽減
上記で述べた「企業のことを明確に伝える」「応募者の質を高める」ためのコンテンツ作りを行うことで、入社後のミスマッチを減らすことにつながります。
企業の課題や良い所をそれぞれきちんと伝え、どのような企業であるか、企業が応募者に求めていることはどんなことか?を事前に応募者が理解した上で応募・入社を行うことで『こんなつもりではなかった』を最小限に減らすことが出来ます。
採用に至るまでも、採用後も、時間やコストは発生します。
ミスマッチを減らすことで必要な部分にコストを投じることも可能になるのです。
求職者も企業もお互いが選ぶ側であり選ばれる側です。
双方がコミュニケーションをしっかりと取り、採用へ繋げることで、企業の今後を担うメンバーを獲得することにつながるのです。
採用サイトへの入り口も大切
採用サイトを作ったら応募が増える!という訳ではありません。
採用サイトへSEOの施策を行うことはもちろんですが、「採用サイトへの入口」を用意してサイトへの到達を促すことが大切です。
採用サイトへの入口で用いられるもの
- 採用広告
- X(旧Twitter)
- TikTok
- 説明会
- WEB広告
SNSは職種に応じて適切な媒体が異なります。
お客様の職種×欲しい人材のペルソナによって、適切なアプローチは何か?を見極め、運用することが大切です。
まとめ
今回は、採用サイトの役割や活用方法、求職者のニーズについて事例を交えながらご紹介いたしました。
弊社でも多くの採用サイト制作、採用にまつわる広告の施策などに携わらせていただいています。
企業説明で使用する動画の撮影なども行っております。
企業の顔となるコーポレートサイトは、顧客や取引先に向けた情報も多く、求職者に向けた採用情報は独立した採用サイトとして分離させるのが効果的です。
情報が得やすくなるほか、伝えたい情報をより深く掲載することも可能となり、欲しい職種やその年の採用トレンドに合わせて柔軟なアップデートがしやすくなります。
どんな方法が自社にあっているのか、どんな情報を発信したらいいのか、最適な採用施策をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
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