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初心者は知らないWebデザイン参考サイトを現役デザイナーがまとめてみた

初心者は知らないWebデザイン参考サイトを現役デザイナーがまとめてみた
にしだ ちなみ
初心者は知らないWebデザイン参考サイトを現役デザイナーがまとめてみた

こんにちは、デザイナーのにしだです。

Webデザインを始めたばかりの初心者にとって、良いデザインのサイトを知ることはスキルアップの近道です。特に、デザインの参考になるサイトを集めた「参考サイト」(ギャラリーサイトとも呼ばれます)を使って、イメージを膨らませることが多いですよね。私がデザインを始めたばかりの頃は、代表的なサイトしか知らず、参考探しに苦労した覚えがあります。

そこで今回は、「どんなサイトを見ればいいかわからない」「イメージの引き出しが少なくて手が止まる」——そんな悩みを持つ方に向けて、私が初心者の頃に知りたかったWebデザイン参考サイトを現役デザイナーが厳選して紹介します。

参考サイトといえば、デザインのタイプやカテゴリ、カラー別に絞り込めるものが一般的ですが、他にも便利な機能や特徴を持ったサイトがたくさんあります。効率的に参考を探すことで、デザイン制作の時間短縮にもつながるはずです。

実際のデザイン現場でも使われているサイトばかりなので、効率的にインスピレーションを得たい方や、Webデザインの練習・模写を始めたい方にも最適です!

なぜ参考サイトを見るべきなのか?

Webデザインを学び始めたばかりの頃は、デザインの基礎知識やツールの使い方を覚えるだけで手一杯になるかもしれません。そんなときに参考サイトを活用することはとても効果的です。理由は大きく分けて3つあります。

1. 最新のデザイントレンドを学べる

デザインは常に進化しています。初心者のうちは、何が「今っぽい」デザインなのかを把握するのが難しいこともあるでしょう。参考サイトでは最新のトレンドが反映されたデザインを簡単に確認できるため、どんな要素が流行しているのか、どのようにデザインが進化しているのかを学ぶことができます。

2. 効率よくインスピレーションを得られる

一からデザインを考えようとすると、どうしても行き詰まってしまうことがあります。参考サイトを使うことで、すでに成功しているデザインを参考にし、そこからインスピレーションを得ることができます。自分が目指すデザインの方向性を明確にするのにも役立つため、効率的に制作を進められます。

3. 実践的なデザインスキルの向上に役立つ

参考サイトを通じて、実際に使われている色の組み合わせやレイアウト、タイポグラフィなどを観察することで、自分のスキルを高めることができます。優れたデザインに触れる機会を増やすことで、自然と「目」が育ち、どのようなデザインが優れているのかが判断できるようになります。


このように、参考サイトを活用することで、初心者でも効果的に学習し、デザインのクオリティを上げることができます。デザインの基本を学びながら、現実のプロジェクトに応用できる力をつけるためにも、参考サイトの活用は非常におすすめです。

それではおすすめの参考サイトをご紹介します!

初心者の頃に知りたかったWebデザイン参考サイト6選

Parts(パーツ別Webデザイン集)

SaaSのサービスサイトやLPを中心に、UIパーツごとにデザインが一覧で見られる参考サイト。

特に、サイトのレイアウトや要素ごとのデザインに悩んだときに非常に役立ちます。Webサイトのパーツに特化しているため、直感的にデザインの方向性を決めやすいのが魅力です。

参考サイト「Parts.」のキャプチャ画像

Parts. - パーツ別Webデザイン集

Web Design Garden (多機能・高精度な検索)

多岐にわたるカテゴリから優れたWebデザインを検索できる参考サイト。

「サイト種別」「業界」「機能」「印象」「色」などのカテゴリーで細かく絞り込みが可能で、特に「機能・要素」から探せる点が他にはない特徴です。機能ごとに特化したデザインを簡単に見つけることができ、デザインの精度を上げる際に非常に便利です。

参考サイト「Web Design Garden」のキャプチャ画像
参考サイト「Web Design Garden」の「機能・要素から探す」のメニューを開いた状態のキャプチャ画像
細かく機能別に分けられており、探しやすいです

Web Design Garden | 毎日更新 Webデザイン参考ギャラリーサイト

Studio Showcase (Studio制作サイト専門)

ノーコードツール「Studio」で作成されたWebサイトだけを集めた参考サイト。

ジャンル別の絞り込み機能やタグ検索ができ、Studioを利用しているデザイナーや企業にとって参考になる事例が豊富に掲載されています。

参考サイト「Studio Showcase」のキャプチャ画像

弊社はStudioエキスパートとして認定されており、Studioを用いたWeb制作も承っておりますので、ぜひご相談ください!

Studio Showcase | Studioで作成されたWebサイト事例集

UL DESIGN(下層ページ専門)

下層ページに特化した参考サイト。

下層ページのデザインは見落とされがちですが、たくさんのページを種類別に見比べることができる点がユニークです。かゆいところに手が届く、実際の制作時にとても役立つサイトです。

参考サイト「UL DESIGN」のキャプチャ画像

下層サイトデザイン - UL DESIGN 下層ページ専用参考サイト集【クロスラボ】

AAA11Y(ウェブアクセシビリティ重視のデザイン集)

アクセシビリティに配慮したWebデザインを集めた参考サイト。

アクセシビリティのレベルごとにデザインを絞り込める機能があり、プロジェクトのニーズに応じて最適なデザインを見つけることができます。弊社の制作したサイトも掲載されており、アクセシビリティに重点を置いたデザイン制作をお考えの方におすすめです。

参考サイト「AAA11Y」のキャプチャ画像
実は弊社の制作したサイトも掲載していただいています

AAA11Y (Accessible Website Gallery)

↓アクセシビリティって何?という方はこちらから資料をダウンロード!

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サンカラム(スマホンシブサイト専門)

スマホンシブ(スマートフォン向けのレスポンシブデザイン)に特化した参考サイト。

スマートフォンのレイアウトに最適化されたデザインを一覧で確認でき、最近のトレンドであるスマートフォンファーストのアプローチに参考になるデザインが豊富です。

サンカラム | 3カラム、スマホンシブ、スマポンシブのWebデザイン参考サイト

初心者向け!参考サイトを見るときの3つのポイント

せっかく良い参考サイトを知っていても、「なんとなく見る」だけではもったいない!Webデザイン初心者にありがちな落とし穴です。
少し意識を変えるだけで、デザインの理解が深まり、方向性を整理しやすくなります。

ここでは、参考サイトを見る際に押さえておきたい3つの注目ポイントを紹介します。

1. サイト全体の印象・雰囲気に注目する

最初に感じる「空気感」や「トーン」は、ユーザーの第一印象を左右する重要な要素です。
「落ち着いている」「スタイリッシュ」「親しみやすい」など、目指すイメージと近いかを意識して見てみましょう。

色使いや写真の雰囲気、文字の印象などに注目することで、具体的なイメージを言語化しやすくなります。

2. 情報の整理や見やすさをチェックする

「どんな情報を」「どの順番で」「どう見せているか」を見ることで、ユーザーにとって分かりやすい構成や導線のヒントが得られます。

トップページのキャッチコピー、ナビゲーションの設計、スムーズなページ遷移などを確認しましょう。

3. デザインの細部に目を向ける

配色、フォント、余白の取り方、ボタンの形状など、細かな工夫の積み重ねがデザインの質を高めます。
初心者のうちは「なんか見やすい」と感じる理由を分解してみるのがおすすめです。

↓クライアント視点で詳しく解説した記事はこちら!

参考サイト、どう見るべき?Webデザイナーが教える3つのチェックポイント

まとめ|初心者こそ「参考サイト」を活用しよう!

Webデザインを効率よく学ぶには、良い参考サイトを味方につけるのが近道です。初心者のうちからプロのデザインに触れておくことで、自分の引き出しが一気に広がります。

もし、これからWebサイト制作をお考えの方や、デザインに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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にしだ ちなみ

にしだ ちなみ

Designer

千葉県出身。大学卒業後は某和菓子店に就職し接客や店長業務をしていました。デザインの力で、少しでもお客様の後押しができたらいいなと思っています。趣味はお菓子作りとアニメ鑑賞。おそらくノベルティいちの食いしんぼうです。苦いコーヒーでおやつを食べると最高に癒やされます。

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