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media【ひょっとこ塾】〜PHP編〜 駆け出しエンジニアのための環境構築!
みなさんこんにちは!
千葉県は船橋市にて、マーケティングにつよいホームページ制作を行うノベルティのエンジニア、ひょっとこです!
今回は駆け出しエンジニアの制作環境を整えていく【ひょっとこ塾】第四弾です!
第一回では、ディレクトリ構成について書かせていただきました。
第二回では、エディタについて書かせていただきました。
第三回ではCSSの拡張言語、SCSSについてご紹介しました。
今回はついに来ましたphp編です。
本当にこれはとっても難関だと思います。
教則本を読んでみると、「Apache」だの「MySQL」だの「Linux」だの…駆け出しエンジニアの心をボッキボキに折ってくる知らないワードの連発です。
しかしです、phpを利用したいのであればレンタルサーバーを契約すれば解決します。
なぜならば最近の大手レンタルサーバーは割と当たり前のようにPHPが標準装備されているからです!
え…以上? となりそうですがひょっとこはもう少ししゃべります。
PHPの環境構築をする前に、今回はなぜPHPが必要なのか、そしてどんなものなのかできる限り簡潔にご説明させていただきますね!
PHPとは
まずはここからです。
PHPは簡潔に、システムを動かすためのプログラミング言語です。
例えば勤怠管理システムがあるとします。ウェブ上で出退勤するシンプルなものと仮定します。
これは「ログイン」して出勤ボタンを押すと、「出勤状態が記録」され、退勤ボタンを押すと「退勤状態が記録」されます。この記録先が、データベースというサーバーで管理されているエクセルのようなものです。
この流れはプログラムで制御されています。その「プログラム」を指すものが今回のphpです。
このphpはwebで動くシステムと相性が良い作りになっていて、WordPressにも利用されている言語です。
プログラミングを構成する言語の中でJavascriptが駆け出しエンジニアの中では親しい言語かと思いますが、こちらはクライアントサイド(あなたのブラウザ)で動くのに対し、PHPはサーバー上で動く特徴があります。
サーバー上で動く言語の意味
ここは重要なので少し掘り下げます。
プログラムがどこで動いても同じじゃと思うかもしれませんが、サーバー上で動くことはとても重要です。
サーバー上で動くということは、まず動作の保証がされます。
これはクライアントサイドで動くプログラムはあくまでもブラウザを介して動くものなので、ブラウザの仕様やユーザーの設定に振り回されてしまうことにつながります。
同時にサーバーサイドでの処理→クライアントサイドでの処理の順番にプログラムは動くので、HTMLやCSSが構成するよりも早く、表示の出し分けや繰り返し処理で特定の要素を出力し、少ないコードで構築することが可能になります。
また、データベースに接続することも可能です。※現状データベースはサーバーにあるものという認識でOKです。
データベースについて
このデータベースは先ほどもお伝えした通り、列と行でデータを管理するエクセルのようなもの。
様々な情報を列と行で保存できるので、必要な情報を保存し、必要な時に出力することが可能になります。
一つのテンプレートファイルに対してデータベースに保存した文字を出し分けることで、簡単に複数のページを用意することが可能になる仕組みです!
今書いているコラムの文字列もデータベースに保存し、表示しているものです。
これらを実装しているのがWordPressであるわけです。
駆け出しエンジニアがphpを利用したいケースはほとんどWordPress
見出しの通りですが、駆け出しエンジニアのみなさんがもしphpに目を向けていらっしゃる場合は、ほとんどWordPressを使いたいからではないでしょうか。
WordPressについてはこちらの記事でも触れているので、ぜひ。
ホームページ制作の現場で切っても切れないWordPress。
htmlで構築するホームページやLPでは顧客ニーズに応える限界はあります。
CMSとしての機能が備わったWordPressを学習する目的で、phpの環境を整えたい状態の方が多くいらっしゃっている印象です。
php編はローカル環境じゃないの?
おそらくphpの環境構築というと、ローカルにXAMMPやMAMPを入れてといった発想になる方も多いでしょう。
ローカル環境は確かに構築できた方が良いですが、まずはレンタルサーバーで色々とやってみた方が良いかと思います。
私はphpがなんぞか分からない状態で環境構築しようと思っても、正直「???」となると考えています。
流れだけご説明すればきっとPHPもMySQLも設定できます。
ですが、意味も分からずとりあえず動かせる状態になってしまうので環境の構築としては微妙です。
なのでphpが構築できる環境を整え、役割を知ってからローカルで構築することをおすすめします。
レンタルサーバーを契約してみましょう!
上記の理由から、PHPの環境構築にはレンタルサーバーの契約がおすすめです。
「どこの」という点では、詳しいおはなしは割愛します。
費用を抑えたかったり、どんな用途で使いたいかはそれぞれだからです。
各レンタルサーバー会社の機能プランを見ていただいて、WordPressが利用できるのであればOKです。
エックスサーバーやさくらサーバーですと、WordPressを直感的にインストールできる簡単インストールの機能があったりしますので良いかもしれませんね!
まとめ
とりあえずWordPress! とりあえずローカル環境! と言った思考ももちろん大切です。
やってみないとわからないことが多いです!
ただ、phpがなんなのか、なぜphpが必要なのかを知った上でWordPressやローカル環境構築を行うことでより意味のあるものになると思います。
今回は概念的な説明がほとんどになってしまいましたが、次はローカル環境の構築をじっくり説明できればです!
それではまた!
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