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mediaWebデザインを独学で習得できるおすすめ本8選
こんにちは!
デザイナーの兼本です。
今回はWebデザインを独学で勉強しようと考えている方に向けて、実際に私も読んで身になったおすすめの本を紹介していけたらと思います。
はじめに
Webデザインを独学で学ぶ方法は、インターネットが発達した今の時代多様にありますが、その中でも本は安価な上情報量も多いためおすすめです。
しかし、デザイン本といえども世の中には無数に存在しているので、どこから手を付ければよいか…と初学者は特に頭を悩ますことも多いのではないでしょうか。
自分が興味のある分野を片っ端からでも良いのですが、結果的に効率が良いのは「全体」から「詳細」を学ぶことです。
つまり、まずはデザインとはそもそも何か?というような大きな枠組みから学び、その次に各分野について学ぶことが効率の良い学習方法だと思います。
というわけで、その順も考慮してデザイン本をご紹介していきます。
デザインとは何かを学べる本
誰も教えてくれないデザインの基本
こちらは印刷会社が発刊している書籍になりますが、とにかく簡潔にまとめられていて分かりやすく、中身も美しくて魅力的です。
これを読めば、デザインって面白そうだなと、どこかワクワクしてくるような素晴らしい書籍だと思います。
なので、まず一番最初に読むことをお勧めしたいです!
内容はと言うと、デザインの基本について核心を突いて掲載しているのですが、他の本にはないようなデザイナーならではの視点で語られている点がとても興味深いです。
特にデザインにおいてフォントの大切さについて気付かせてくれるという点においては特筆すべきだと思います。
勝てるデザイン
元任天堂のデザイナーである前田高志さんの書籍で、技術書でありながら「デザイナーとはこうあるべき」というような考え方や精神論まで盛り込まれた内容になっています。
そもそもプロのデザイナーが初心者に向けて、単に技術書ではない考え方について書いた本は数少なく、その中でもこの本ほど分かりやすくて面白く読める本はありません!
現場のお話も多いので現役のデザイナーにも実感の湧く内容になっていますが、これから勉強する方にも現場のリアルを知ることができるので、むしろデザイン初心者の方にこそ読んでほしい一冊になります。
レイアウトについて学べる本
レイアウト・デザインの教科書
教科書というだけあってボリューミーな本ですが、レイアウトの知識としてはこの一冊で十分なほどに充実した内容になります。
内容としては申し分ないものの、一通りじっくり読むというのは正直けっこう根気が必要です。
なので、一度目を通した後は辞書的に使用することをおすすめします。実際にデザイン制作をしながら何度も目を通すことで理解も深まります。
最強構図
こちらの本はなんと言っても即戦力になる本で、私も実際に実務で使用することもあります。
構図のパターンというのはある程度決まっているのですが、その定型パターンを分かりやすく可視化した1冊です。
パターンと一緒に実例も掲載されているので、実務において制作物に該当する箇所を開いて参考にすることもあります。ただ、レイアウト全般の情報量としては少なく、上級者にとっては少し物足りなく感じるかもしれません。
なので、どちらかと言うと初級者〜中級者におすすめの書籍です!
フォントについて学べる本
実例付きフォント辞典
こちらは、モリサワやFontworksをはじめとした有名どころからマニアックな有料フォントまで、数多くのフォントが掲載された辞典です。
デザインを学び始めて間もない方にとっては、目から鱗のような本ではないかと思います。
まずフォントの種類の多さに驚かされます。ぱっと見では違いが分からないフォントがたくさんあるのですが、細部まで見ると絶妙に違っていて、その違いを発見するのが面白いです。
今まで無料フォントしか使ってこなかった方は、有料フォントに魅了されること間違いなしです!
フォントのふしぎ
書体デザイナーの小林章さんの書籍になります。先ほどのフォント辞典は日本語フォントについてでしたが、こちらは欧文フォントについて書かれています。
欧文フォントの種類も非常に多いのですが、その中でも有名な書体に厳選し、書体の成り立ちや歴史についても書かれてあり、とても興味がそそられる一冊です。
使用実例として、おそらく小林さんご自身が撮影されたヨーロッパの街並みの写真も多数掲載されているため、読みやすいですし面白いです。
独学での勉強は根気が必要ですが、少しでも好きになることで継続ができるのではないかと思います。
そのような意味で、フォントのことを好きになれる一冊だと思います!
配色について学べる本
やさしい配色の教科書
Webデザインにおいて配色の選定は非常に大事なのですが、選定に悩んでしまう…ということはありませんか?この本はそういった悩みを解決してくれる本です。
決して分厚い本ではないのですが、配色の知識としては詳しく掲載されているのにも関わらず、易しくて分かりやすい内容になっていて、配色のことを初めて学ぶという方に特におすすめできる本です。
基本配色だけでなく、色が与える印象や効果についても書かれてあるため、今後実践において配色を選ぶという際にも非常に役立つ内容になっています。
これからは自信を持って、どうしてこの色を選んだのかをクライアントに説明できるようになりますよ!
3色だけでセンスのいい色
色を無闇にたくさん使わない方がいいとよく言われますが、かと言って単色や2色だけでデザインすることも難しいため、実はバランスの良い3色でデザインすることがとても多いのです。
こちらの本は3色の配色アイデアについて見開き1ページに、とにかく綺麗にまとまっていて美しい!
さらに、効果的な配色バランスについても掲載されてあるため、どの程度の割合でその色を使用すれば良いかということまで知ることが出来ます。
また、カラーコードも記載されているため実践でそのまま使用できるというのは、非常に嬉しいことですね。
デザイン制作時に常にそばに置いておきたい一冊です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は独学で勉強することを前提に、必要最低限の本に厳選して紹介させていただきました。
繰り返しにはなりますが、独学で勉強することは根気が必要です。
継続していく秘訣のようなものがあるとすれば、少しでもデザインを好きになることではないかと思います。
それもあって今回は、デザインのことを好きになれそうな本という基準でも選定しました。
デザインを独学で勉強できないか悩んでいる方にとって、少しでも参考になれれば幸いです。
それではまた!
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