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【初心者向け】デザインの考え方が身に付く本5選

【初心者向け】デザインの考え方が身に付く本5選
兼本 康平
【初心者向け】デザインの考え方が身に付く本5選

こんにちは!デザイナーかねもとです。

今日はこれからデザイナーになろうとしている、あるいは新人デザイナーの方に向けておすすめのデザイン本をご紹介します。

まずはデザインが何かを知ること

唐突ですが、皆さんは「デザイン本」と聞くとまず何が思い浮かびますか?

…おそらくは、フォントについて、配色について、レイアウトについて、などといったスキルについて書かれてある本ではないでしょうか。

まず最初に皆さんに私がお伝えしたいのは、「デザインというものが何なのか、何のために、誰のためのものなのか」。これを先に知ることが、スキルを学ぶ以上に大事だということです。

料理を作る時も、まずはその料理が何かを知り、誰のために作るのかを考えますよね。それを先に決めずにレシピを見てとりあえず作り始める人はいないでしょう。

レシピを見れば作ることはできますが、自分が作るものが何か分からず目的がなければ、行き当たりばったりな仕上がりになります。

デザインにおいて先にスキルだけ身に付けるということは、これと同じことだと言えます。

そのため私がおすすめしたいのは、スキル本を読む前にまずは「デザインについての考え方」が書かれてある本を読むことです。

そこで、今回はネット上でたくさん紹介されているデザインのスキル本ではなく、デザインにとって必要な「思考」に関する本を厳選して取り上げることにしました。

意外にもこういった記事が見当たらないので、是非参考にしていただければ幸いです!

デザインの考え方が身に付く本5選

1.「勝てるデザイン」前田高志 著

勝てるデザイン |株式会社 幻冬舎

http://www.gentosha.co.jp/book/b13604.html

まず最初におすすめしたいのが、Amazonの売れ筋ランキング1位を獲得した元任天堂のデザイナー前田高志さんによる書籍。

デザインとは何か、デザインの考え方、そしてデザイナーとして大事なマインドまで書かれています。

これからデザイナーを目指そうとしている人の中には、まず何から始めたらいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

この本の中には、その悩みを解決してくれるたくさんのヒントが詰まっていると思いますよ。

また、所々写真やイラストも掲載されているため読みやすく、個人的に最初に読むべき本として一押ししたい本です!

2.「誰のためのデザイン?」D.Aノーマン 著

誰のためのデザイン? 増補・改訂版|新曜社

https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455574.html

こちらは世界的にロングセラーのデザイン本で、ユーザーエクスペリエンスの重要性とユーザー中心のデザインのアプローチについて書かれている本です。

また、心理学の視点からもデザインについて書も書かれており、デザインは単に製品やインターフェースの外観や機能だけでなく、ユーザーの心理的な側面や感情にも影響を与えるという点がとても興味深いです。

少し古い本ではありますが、デザインについて深く学べる一冊であり、今よく言われる「デザイン思考」の重要性を再確認できると思います!

3.「センスは知識からはじまる」水野学 著

センスは知識からはじまる|朝日新聞出版

https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=15849


言わずとも名の知れたトップデザイナーの水野学さんによる書籍。

デザイン業界界隈ではしばしば、センスがあるとかないとか、センスは必要かどうか、という話になります。

この本は、「センス」という曖昧な言葉の定義からはじめ、センスの磨き方についても触れています。

読んだ人は、まずセンスの定義から驚くはずです。

それは、私たちが認識しているイメージとはある意味違ったものだからです。

センスという言葉に対する認識がいい意味で変わり、今日から頑張ろう!と未来に希望を持てる良書です。

自分にセンスがないと思っている人には特にオススメです!

4.「誰も教えてくれないデザインの基本」細山田デザイン事務所 著

誰も教えてくれないデザインの基本 最新版|エクスナレッジ

https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767830940

この本は、まず「誰も教えてくれない」というタイトルに興味が惹かれます!

読んでみると、確かに他の本にはないような観点でデザインについて書かれてあるんです。

またこの本は、私自身が学生時代に読み、当時デザインのデの字も知らなかった私にとってデザインにおいての文字の重要性について気付かされた本です。

著者はデジタルが主流の今の時代に、あえて活版印刷にデザインの可能性を信じて、新しいデザインの提案をしている魅力的なデザイン事務所。

その制作事例を交えながら、デザインの面白さや奥深さ、熱意まで感じることができます!

5.「思考力の地図」細谷功 著

思考力の地図|KADOKAWA

https://www.kadokawa.co.jp/product/322207001108/

これからの時代は、言われたことを淡々とこなしていく(AIでもできること)のではなく、自分で考えて動くことの方がより大事になってくるため、思考力はデザイナーにとって非常に重要な力になってくるでしょう。

デザイナーは1つをデザインするだけでも、たくさんのことを考えなければなりません。

この本には、思考力を磨くためのヒントがたくさん詰まっています。

いいデザインで溢れ返っている今の時代には、今後さらにアイデアで勝負する場面が増えてくると思うので、是非一読をお勧めします!

まとめ

以上、今回は5冊の本についてご紹介してきました。

スキル本に比べると、つい難しく感じたり遠けたくなりがちな文字ばかりの本ですが、プロの現場に行くといずれ身に染みて学ぶことになるので、事前に分かっていたらその分成長も早いと思いますよ!

私が学生に戻ったら、間違いなくこれらの本を読み漁ります笑

もし、この他にもおススメの書籍を知っている方がいらっしゃれば是非お教えください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです!

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兼本 康平

兼本 康平

Designer

若き日にジブリの背景を描くことを夢見て上京。ところが、気付いたら保育士になっていました。30を過ぎた頃、子どもも好きだけど、やっぱりクリエイティブなことが好きだ!ということに気付き、デジハリを経て未経験からWebデザイナーに転職。ターゲットの心に響く魅力的なビジュアルデザインができるように日々頑張っています。休日は、風景画の作品を制作したり、そこら辺を散歩したりしています。運動不足を何とかして解消したいと考えている今日この頃です。

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