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mediaデータキレイ!データベースの基本、マスタデータとトランザクションデータとは!
みなさんこんにちは!
エンジニアの橋本です。
千葉県は船橋市のノベルティではシステム開発事業が以前に増して活性化しておりますが、やはり日々思うことはデータベース設計の大切さですね。
大切なデータベース設計の中で欠かせない概念であり、まずは押さえておきたいマスタデータとトランザクションデータ。
この2つのデータの違いとその使い方について、今回はお話ししたいと思います。
これからデータベース設計を始める方は、基本であるデータ構造を綺麗に保つことができるようになります!
それは保守性や拡張性をきちんと担保できますので、ぜひ参考ください。
また、エンジニア以外の方でも、これらの考え方はビジネスを運用していく上でデータ整理に活かせると思います!
実態はもう少し複雑ですが、データベースのこと全然わからない!といった方は、一旦スプレッドシートのようなものだとご想像ください。
マスタデータとは
まずマスタデータとは、業務を実行する際の基礎情報となるデータのことです。システム全体で共通して利用されるデータでもあります。
一般的な例で言うと、顧客マスタや商品マスタ、部署マスタなどがこれに該当します。
私たちノベルティのメンバーに置き換えると、社員マスタに橋本のプロフィール情報などが入ります。
このマスタデータである社員マスタの情報は、サイトでも本コラムの著者としてだったり、プロジェクトメンバーとしてだったりで利用されていますね。
マスタデータは、基本的には変更が少ないデータであることが多いです。
また、システムを使い始める時点でシステムの中に入っているであろうデータでもあります。これがないとシステムだったりサイトだったりが成り立たないデータという意味です!この点については、後述のマスタデータとトランザクションデータの違いで詳しく掘り下げていきますね!
トランザクションデータとは
次に、トランザクションデータですが、これは業務の実行において発生するデータを指します。
一般的な例で言うと、注文データや売上データ、支払いデータなどがこれに該当します。
先ほど例に挙げた商品マスタや顧客マスタの情報を使って生成されるデータであることがなんとなく想像がつくと思います。
顧客マスタに登録されている橋本が、商品マスタにある水を購入した場合、「注文データ」が生成されます。これがトランザクションデータですね。
毎月本メディアも業務の実行によって追加されていますので、トランザクションデータになります。
先ほどの通り、著者には社員マスタデータを利用していますね。
橋本と水は時間経過とともに大きく変わることはないですが、注文履歴は注文する度に増えていきます。
マスタデータとトランザクションデータの違いとは
しかし先ほどの例の通り、社員マスタに例えれば、もちろん社員が追加されれば増えていきます。橋本も時間が経てばプロフィール情報は変わるでしょう。
流動的である点では共通しています。
しかし、マスタデータは基本的には変更が少ないデータであることが多いです。
また、システムを使い始める時点でシステムの中に入っているであろうデータでもあります。
このサイトを運営する際に、時間経過とともに増えていくのはプロジェクトやメディア(コラム)です。
しかしメンバーがいない限り、それらのデータは更新しようがありません。
変化していく、増えていく、という観点では一緒ですが、最初に必要である基盤のデータと、その後の追加されるデータという点で異なりますね。
また、システムの実行によって追加される、という条件も重要です。
日常でもマスタとトランザクションの考えは生きてくる!?
冒頭でも記述した通り、データベース設計だけにこの考えが使えるわけではありません。
元となるデータと増えていくデータを正確に捉えることは、ビジネスの運用においても非常に重要です。
例えばプロジェクト管理とタスク管理と言う観点で考え、スプレッドシートに「プロジェクト・タスク」シートを作成したとして、詳しく見ていきましょう!
プロジェクトとタスクは...?
最初に答えからご案内すると、プロジェクトはマスタデータで、タスクはトランザクションデータです。
プロジェクトは基本的には変更が少ないデータであり、システムを使い始める時点でシステムの中に入っているであろうデータでもあります。
一方、タスクはプロジェクトに紐づいているデータであり、プロジェクトが進行するにつれて増えていくデータです。
このように、マスタとトランザクションの考え方を当てはめることで、データの整理や運用がスムーズになることがあります。
例のままタスク管理も混合させた場合、プロジェクトの情報がタスクの情報に埋もれてしまい、見づらくなりますよね。
プロジェクトとタスクを分けてシートを作成し、タスクのヘッダーを行固定してあげれば、情報の整理がしやすくなります。
「当たり前」と思った方は、頭の中でマスタデータとトランザクションデータの切り分けができている証拠です!
このように、マスタデータとトランザクションデータは日常に転がっています。
何か情報を整理したい、と思った時には...この考え方を意識してみると、情報の整理がしやすくなるかもしれませんね。
まとめ
今回は、マスタデータとトランザクションデータについてご説明させていただきました!
ノベルティでは今後もシステム開発事業を強化してまいりますので、システムの構想はあるけどデータの整理が難しい...という方は、ぜひノベルティまでご相談ください!
これからデータベース設計を行う方も、この考え方を意識してみると、データの整理がしやすくなるかもしれませんね。
それでは、次回もお楽しみに!
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