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Core Web Vitalsとは?ホームページが見やすくなる3つのチェックポイント

Core Web Vitalsとは?ホームページが見やすくなる3つのチェックポイント
松川 清美
Core Web Vitalsとは?ホームページが見やすくなる3つのチェックポイント

「ページの表示が遅い」「ボタンの反応が鈍い」──そんなユーザー体験の悩みを解消してくれるのがCore Web Vitalsです。Googleが定める公式のUX指標(サイトの使いやすさや満足度を測る指標)で、検索順位にも影響する重要な要素として位置づけられています。

この記事では、初心者でも理解しやすいように3つの代表指標と改善方法をやさしく解説します。

Core Web Vitals(コアウェブバイタル)とは?

Core Web Vitalsは、ウェブページが「読み込みの速さ」「操作への応答」「レイアウトの安定性」といった観点で、どれほど快適に利用できるかを測定するUX指標のセットです。

2021年から検索ランキングにも組み込まれ、ページ表示の軽快さや使いやすさがSEOに影響するようになりました。改善すると離脱率の低下や満足度向上にもつながり、結果としてコンバージョン(成果)の向上も期待できます。

【最新版】Core Web Vitalsの3つの代表指標

Core Web Vitalsは現在、以下の3指標で構成されています。

  • LCP:ページの表示速度
  • INP:操作に対する応答速度(旧FID)
  • CLS:ページ表示の安定性

LCP(Largest Contentful Paint):読み込み時間の目安

LCPは、ページ内で最も大きな要素(メイン画像・大見出しなど)が読み込み開始から完全に表示されるまでの時間を測る指標です。一般的に2.5秒以内が良好とされ、ここをクリアすると「表示が速いサイト」という印象につながります。

特にファーストビュー(ページを開いた直後の画面)の表示速度は、訪問者の第一印象を左右します。そのため、LCP改善は最優先で取り組みたいポイントです。

INP(Interaction to Next Paint):操作への反応速度

INPはユーザーのクリック・タップ・入力といった操作に対し、画面が反応し終わるまでの時間を測る指標です。2024年3月にFIDに代わって正式採用されました。

FIDが最初の操作のみを評価していたのに対し、INPは滞在中のすべての操作を対象とするため、より実際の使いやすさに近い評価が可能になりました。理想値は200ミリ秒(ms)以下で、反応が速いほど操作ストレスが少なく、快適な閲覧体験を提供できます。

CLS(Cumulative Layout Shift):レイアウトの安定性

CLSは、ページの読み込み中や操作中にコンテンツが突然動いたり、位置がずれたりするレイアウトシフト(画面のズレ)を数値化する指標です。

ズレが大きいと誤クリックなどが発生しやすく、ユーザーのストレス増加につながります。0.1以下が良好とされ、画像や広告枠にあらかじめサイズを指定するなど、見た目の安定化が改善のポイントです。

Core Web Vitalsの計測方法と見るべきポイント

最初のステップは、自分のサイトがどの程度快適に表示されているかを計測して把握することです。無料ツールで簡単に確認できます。

PageSpeed Insightsで主要指標を確認する

PageSpeed Insightsは、URLを入力するだけでCore Web Vitalsを含むパフォーマンスが100点満点で評価される無料ツールです。改善点も自動表示されるため、初心者でも問題の原因を理解しやすい利点があります。

「画像が重い」「不要なスクリプトが読み込まれている」など、ボトルネックが可視化されるため、改善の優先度をつけて対応しやすくなります。

Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」で全URLの健康状態を把握する

Search Console(サーチコンソール)のレポートでは、サイト内のURLを一括で「良好/改善が必要/不良」の3段階で評価できます。多数のページを持つサイトでは、どこから改善すべきかを効率よく見極められるため、優先順位を付けて修正したい時に便利です。

Core Web VitalsがSEO・CVに影響する理由

Core Web VitalsはUX評価としてGoogleのランキング要因に組み込まれており、検索順位だけでなくCV(コンバージョン・成果)にも影響する重要な指標とされています。

読み込み速度と離脱率・ユーザー満足度の関係

ページの読み込みが遅いと、訪問者は待ち時間にストレスを感じ、離脱しやすくなります。一方、LCPを改善して読み込みを速くすれば、メインコンテンツが素早く表示されて「このサイトは使いやすそうだ」と感じてもらいやすくなります。

その結果、直帰率の低下や、閲覧数や滞在時間の増加につながりやすくなり、結果としてコンバージョンの可能性も高まるでしょう。

操作性や視認性がコンバージョン(CV)にどう効くか

INPやCLSが改善されたサイトは、操作がスムーズで誤クリックも起きにくくなります。

例えば、クリックやタップをしてすぐに反応する、ボタンやリンクが意図しない位置にズレない──こうした「快適さ」は、購入や申し込みなど次の行動を後押しする重要な要素です。逆に、動作がもたついたりレイアウトが不安定だったりすると、信頼感を損ねる原因になる可能性があります。

Googleが「UX評価」をランキング要因に組み込む背景

そもそもCore Web Vitalsは、「情報が良いだけでなく、快適に使えるサイト」を重視する傾向を受け、Googleの方針転換の一環として生まれました。

Core Web Vitalsが正式にランキング要因へ加えられたのは、検索結果に「使いやすいサイト」を優先的に表示するためです。表示速度が速く、操作しやすいサイトは、ユーザーの満足度向上に貢献します。

初心者でもできるCore Web Vitals改善アクション

専門知識がなくても、画像の見直しや不要スクリプトの削除など、手軽に改善できるポイントはたくさんあります。まずは効果の出やすい部分から取り組んでみましょう。

画像・動画サイズの圧縮と最適化(LCP対策)

重たい画像や動画は、ページの読み込みを遅くする代表的な原因です。ファイルサイズを小さくしたり、軽量なWebP形式に変えたり、遅延読み込み(スクロールで出るまで読み込まない)を設定したりすることで、LCPの改善が期待できます。

例えば、WordPressを使っているなら、画像最適化用のプラグイン(機能を追加する小さなソフト)を使うだけで手軽に対策できます。

不要なJavaScriptの削除と読み込み制御(INP対策)

多くのプラグインやスクリプト(ページを動かすためのコード)を読み込んでいると、ブラウザが処理に時間を要して応答が鈍くなり、INPが悪化することがあります。

使っていないスクリプトは停止・削除し、必要なものだけに絞るのが基本です。また、スクリプトの遅延読み込み(ページ表示後に読み込む設定)を使うと、応答性を改善できる可能性があります。

レイアウトシフトを防ぐ設定(CLS対策)

CLSを改善するには、画像・広告・動画などのコンテンツに対して、あらかじめ「幅」や「高さ」を指定しておくことが大切です。これにより、読み込み中にレイアウトがズレるのを防ぎ、安定した表示を実現できます。

埋め込みコンテンツがある場合は、領域をあらかじめ固定することで、読み込み後のズレを防ぎやすくなります。

WordPressテーマ・サーバー高速化で全体の底上げ

サイト全体の表示速度や安定性を底上げするには、サーバーの性能やテーマの選び方も有効です。

例えば、高速なサーバーやCDN(コンテンツ配信ネットワーク)を利用して応答時間を短くする、あるいは軽量テーマに変更したりキャッシュ機能を導入したりすることで、全体のパフォーマンス改善につながります。

こうした対策は、LCP・INP・CLS の一部に良い影響を与えやすく、サイト全体の質を高めるうえで効果的です。

まとめ:まずは計測し、重要な1項目から改善しよう

改善の第一歩は、現在のスコアを正しく把握することです。 

PageSpeed InsightsやSearch Consoleを活用して課題を特定し、最も悪い指標から優先的に改善を進めていきます。 

改善後は再計測を行い、PDCAを回すことで、「速く・見やすく・操作しやすい」サイトへと継続的に育てていきましょう。 

小さな対策でも成果が出やすいため、できる部分から着実に取り組むことが大切です。

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松川 清美

松川 清美

Writer / partner

山梨県出身。アメリカの大学でインテリアデザインを学び、卒業後はインテリアコーディネーターや外資系メーカーでの企業内通訳・翻訳などを経験しました。現在はNGOで編集・広報を担当しながら、フリーランスライターとしても活動中。2025年からは外部ライターとしてノベルティメディアの記事制作にも携わっています。

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